こんにちは。
枚方市の歯医者「ひかり歯科クリニック枚方院」院長 畠山です。
歯が浮いたように感じたことがありませんか?
鏡で確認しても見た目には異常はないのに、なんとなく歯が浮いているように感じる事がある場合があります。
どうしてそのように感じるのでしょうか?
今回は、歯が浮くときに考えられる理由について解説していきます。
歯は歯ぐきに直接埋まっているわけではありません。
歯ぐきの下には“歯槽骨”と呼ばれる骨があり、この歯槽骨が歯を支えています。
しかしこの歯槽骨に歯が埋まっているわけでもありません。
“歯根膜”と呼ばれる薄い膜が歯の根と歯槽骨の間に存在します。
この歯槽骨はクッションのような役割を果たし、噛むときに加わる衝撃を和らげてくれます。
歯周病は、歯周病菌が出す毒素によって歯槽骨が溶かされていく病気です。
歯ぐきにも炎症が起き膿が出ることもあります。歯周病が進むと歯が浮いたように感じることがあります。
以前に神経の治療をしていたり、神経が死んだまま長く放置していると歯の根に膿がたまることがあります。
根の先に膿がたまると、歯を押し出すような圧力がかかります。
そのため浮いたように感じます。とくに風邪を引いている時や、疲れているときに感じやすくなります。
歯ぎしりや食いしばりをしていると、歯や顎にかなりの負担がかかります。
そうすると歯根膜にかなりのダメージがあるため、歯が浮いたように感じることがあります。
疲れていると、全身の血流が悪くなります。
歯根膜にも血液やリンパ液が流れているため、血行が悪くなると歯根膜への血流も悪くなります。
結果、歯が浮いたように感じることがあります。
歯が浮くと感じる時は上記のような原因があるかもしれません。
歯医者で検査してもらいましょう。
歯周病が原因の場合、適切な歯周治療を受けなければなりません。
スケーリングしてもらい、歯周ポケットの中の歯石を落としてもらいましょう。
歯の根に膿が溜まっている場合は、自然治癒することはないため根の治療をしなければいけません。
歯ぎしりなどをしていることが原因であれば、ナイトガードと呼ばれるマウスピースを作製して、歯や歯根膜にかかる負担を軽減させることができます。
おかしいな?と感じたら、そのまま放置することなく検査してもらいましょう。
ひかり歯科クリニック枚方院では、このような患者様の歯科治療を平日はもちろん、土曜日・日曜日も20時まで診療を行っております。
将来的に歯が抜け落ちてしまう原因にもなりますので、気になる点がございましたら、当院へご相談下さい。
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ひかり歯科クリニック枚方院
院長 畠山 聖司