陽春の候、皆様風邪など召されずにお過ごしでしょうか。
いまだに寒い日もありますが、段々と日も長くなり春の訪れを感じます。
一方で嬉しい季節のはずが、花粉症が原因で辛いと思われる方もおられるのではないでしょうか。
現在日本人の5~6に1人が花粉症に悩まされており、その広がりの大きさから今や国民病ということもできそうですね。
くしゃみ、鼻づまりや鼻水、目のかゆみなどの症状をはじめ、咳や倦怠感で苦しそうな方を去年もほうぼうで見かけました。
花粉症の辛さを少しでも和らげるために、症状が出る前や軽いうちから抗ロイコトソエンや第2世代抗ヒスタミンなど(かかりつけ医とご相談下さい)の経口治療薬を服用する”初期療法”をおすすめします。
前もって服用することによって症状が発生する時期を遅らせ、花粉が飛散する最大期の症状を軽減させる効果が期待できるそうです。
歯科の治療に関しても影響してくるのではないでしょか。
鼻で呼吸ができない時に更にお口を開けて治療をうけるのはとてもお辛いはずです。
休憩を挟むなど配慮致しますので、歯科医師やスタッフにその旨をお伝え下さい。
歯科医師 勝呂菜央