みなさんは友人やご家族に歯ぎしりを指摘されたことはありませんか?
指摘されてもたかが歯ぎしりだから大丈夫だと放置されている方も多いと思います。
睡眠中の歯ぎしりはちょっとした癖と思ってしまいがちです。
しかし、寝ているときは制御機能がうまく働かないため、普段の何倍もの力がかかっています。 強い力がかかることによって歯が削れる、亀裂が入る、歯がグラグラしてくるといった悪影響が起こります。
また悪影響は歯だけではなく、頭痛や肩こり、顎や首の痛みの原因となることもあります。
睡眠中の歯ぎしりは無意識に行ってしまいますので、やめようと思ってもなかなかやめることができません。
その歯ぎしりによる歯のダメージや顎関節の痛みを予防する方法としてナイトガードがあります。
ナイトガードは就寝時に使うマウスピースの様な装置です。
ナイトガードにはソフトタイプとハードハイプのものがあります。ハードタイプはソフトタイプに比べると違和感はありますが、穴が開きにくく、またプラスティックでできた材料を盛り足して調整することが可能です。
ハードタイプ、ソフトタイプどちらも、保険治療で作成できます。
歯ぎしりを指摘されたことがある方や、朝起きると歯や顎に痛みを自覚されている方はぜひ一度検査にいらっしゃってください。
ひかり歯科クリニック 枚方院院長 畠山 聖司