私達の日常に欠かせないのは、「食べること」と「話すこと」。
そして、「笑うこと」です。
どれも当たり前のように思えますが、その根っこを支えているのは、「歯」の力です。
食生活が乱れがちな夏を抜け、歯の健康を見直す絶好のチャンスとなるのが9月です。
本日は、歯の健康を見直すための「歯科検診」について、ご紹介していきます。
歯の調子が悪くなると、まず「食べにくさ」を感じます。
硬いものが食べられない、熱い・冷たいものがしみる、といった経験がある方も多いのではないでしょうか。
さらに、歯ぐきの腫れや出血があると「話しづらい」「口臭が気になる」といった悩みに繋がります。
笑うときに口を手で隠したり、人と食事に行くのをためらったり。
歯の問題は、身体だけでなく心の元気まで奪ってしまうのです。
歯の病気の代表といえば、むし歯と歯周病です。
どちらも初期段階では痛みや違和感が少なく、自分では気づきにくいのが特徴です。
「痛くないから大丈夫」と思っていても、実際には進行しているケースが少なくありません。
気づいた時には抜歯しなければならない状態だった、ということも往々にしてあります。
そこで頼りになるのが歯科検診です。
検診は「悪いところを見つける」だけではなく、「健康な状態を保つ」ためのもの。
定期的にチェックしていれば、小さな異変を早く見つけ、治療も最小限で済ませることができます。
では、検診では具体的にどんなことをしているのでしょうか。
主に行われる内容を見てみましょう。
【口腔内検査】
むし歯や歯ぐきの状態を確認します。
自分では見えにくい奥歯や歯の裏側も、歯科医師や歯科衛生士が丁寧に診てくれます。
場合によっては、レントゲンやCTなどで人の目には見えないところまで詳しく検査していきます。
【歯周ポケットの測定】
歯周病の進行度を調べるために、歯と歯ぐきの隙間(ポケット)の深さを測定します。
【歯石・プラークの除去】
歯みがきだけでは落としきれない汚れを専用の器具で取り除く、スケーリングを行います。終わったあとは口の中がすっきりします。
【ブラッシング指導や生活習慣のアドバイス】
「どの部分が磨きにくいか」「自分に合った歯ブラシやフロスはどんなものか」を一緒に確認できます。
【むし歯の処置】
短時間で処置できるようなむし歯がある場合は、治療を行うこともあります。
時間は人によりますが、概ね30分から1時間程度と、とても長いというわけではありません。
また、「プロにチェックしてもらった」という安心感を得られるのが大きな魅力です。
3ヶ月~半年に1度を目安に、病院へ行きましょう。
歯科検診を受けると、単に「むし歯がない」と分かるだけでなく、日常に安心が広がります。
「しばらく歯医者に行っていない」という不安は、小さなストレスとして心に残るものです。
反対に「ちゃんと診てもらっているから大丈夫」という安心感は、食事や会話、笑顔に自信をもたらします。
秋に差し掛かり、食事習慣も変わりやすい9月は、「歯を見直す月」として最適です。
夏に偏りがちな食生活をリセットし、新しい生活習慣を整え、歯科検診を予約する。
そんなアクションを始めるには、ちょうどよいタイミングです。
また、歯科検診に加えて、日々できることもあります。
・朝昼晩の歯磨きを丁寧にする
・フロスや歯間ブラシで歯の隙間を綺麗にする
・糖分を控え、だらだら食べを避ける
・就寝前のケアを大切にする
そんな小さな積み重ねが、将来の大きな差になります。
歯は毎日の暮らしを支えてくれる存在です。
食べること、話すこと、笑うこと――。
その全ての瞬間に歯は関わっています。
もし、「そういえば最近歯医者に行っていないな」と思った方は、この9月をきっかけに歯科検診の予約を入れてみてください。
歯が元気であればあるほど、人生はもっと豊かに、もっと楽しくなります。
医院で、皆様のお越しをお待ちしております。
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