歯医者は「歯が痛くなってから行くところ」と思っていませんか?
確かに痛くなった歯には治療が必要です。
しかし、歯は一度削ってしまえばもう二度と元の状態に戻りません。
「むし歯になって削る」⇒「再発する」⇒「更に歯を削る」ということを繰り返すことにより最終的には歯が弱くなり歯が抜け落ちてしまうことになりかねません。
近年、治療と再発を繰り返すことによる歯へのリスクが問題視されています。
そこで歯が悪くなる前に定期的に歯科医に通院する「予防歯科」の考え方が一般的になりつつあります。
すでに欧米などでは歯科での定期検診受診は一般的で、歯科医と一緒にお口の中の健康作りを実践しています。
「予防歯科」は歯が生え始めたら定期的に歯科を受診し、歯をトラブルから守り管理していきます。
検診を受けることで下記のメリットがあります。
1.虫歯や歯周病の予防に繋がる
2.虫歯・歯周病の早期発見・早期治療が可能になる
3.体への負担・治療の痛みの軽減、治療費用を抑えられる
4.口腔内が清潔に保たれることでスッキリする
検診を受診された際に、自宅で行う「セルフケア」や「生活習慣」のアドバイスもさせていただきます。
口腔内の健康を保つためには、歯垢が長時間とどまらないように清潔に保つ必要があります。
そのためには患者様一人ひとりのお口の状態に合わせた歯磨きの方法や、清掃補助器具の使用についてのご提案をさせていただきます。
歯科医でのプロケアと、自宅での日々のセルフケアをあわせることでお口の中を健康に保ち、歯の寿命を延ばすことができるでしょう。