先日、初めて京都水族館に行ってきました。
夏休みということもあり家族連れでにぎわっておりました。
水族館に入ってすぐにオオサンショウウオが出迎えてくれました。実はこのオオサンショウウオに会うために京都水族館に足を運んだのです。
オオサンショウウオは3000万年前から姿を変えずに現代まで生き続けているといわれています。
初めて僕がその姿を見たのは幼稚園の時で、園長先生が川で捕まえたというオオサンショウウオでした。桶に金網が張ってあり指をいれたら食いちぎられると脅されました。
実際、彼らは目の前にくる獲物をひたすら待ち目の前を通るものにとりあえず噛みつく習性があるため園長先生の脅し文句は正しいものでした。
(オオサンショウウオは特別天然記念物のため捕獲する行為は禁止されています。)
幼稚園児ながらにその姿は異様で恐ろしく、まさに今でいう
UMA(Unidentified Mysterious Animals ※日本の造語)といっても過言ではないでしょう。
サンショウウオの名の由来は北大路魯山人によると、サンショウウオをさばいたときに山椒のにおいが部屋中に立ち込めたためこれが語源ではないかといっています。(オオサンショウウオはさばいて食べることももちろん禁止されています。)
京都の賀茂川では食用に持ち込まれたチュウゴクサンショウウオが野生化し在来のオオサンショウウオとの交雑が問題となっているそうです。詳しい生態は謎に包まれているそうですが70年は生きるといわれております。
そんなオオサンショウウオは京都水族館のアイドルでありお土産コーナーにはサンショウウオのぬいぐるみが大量に置いてあり、なんとこのぬいぐるみは年間2万個以上売り上げているそうです。(今回、私もこの売上に貢献しました。)
私は岡山の湯原温泉のオオサンショウウオセンターにも足を運んだことがあり、ここでは歴代のオオサンショウウオの標本をたくさん見ることができます。
サンショウウオは不思議な魅力があるためぜひ皆様も京都水族館をおすすめします。もちろんサンショウウオ以外にもイルカのショーなど見どころ満載です!
ひかり歯科クリニック 摂津院 院長 宮地久崇