歯周病を予防したり、悪化させないために一番大切になってくるのが、毎日の歯磨きです。
歯周病の原因となっている歯周病原菌が悪さをしないようになるべく歯垢をためないことが大事。
是非実践していただきたいブラッシング方法をご紹介します。
適正な歯ブラシを選ぶ
大きすぎない歯ブラシ
やわらかすぎない歯ブラシ
毛先が広がっていない歯ブラシ
自分にピッタリの歯ブラシを使うのがポイントです。
軽いブラッシング圧で磨く
力の入れ過ぎはNG。歯ブラシの毛先がしならない程度の軽い力で磨きましょう。
歯と歯茎の境目を意識して磨く
歯周ポケットの中まで歯ブラシの毛先が入るイメージで磨いて下さい。
歯ブラシの毛先を歯面に対して45度に傾けて磨くと上手く磨けます。
歯ブラシは小刻みに、往復20回
歯を1本1本磨くつもりで磨くとよいでしょう。
歯ブラシを小刻みに動かし往復20回を心掛けてください。
寝る前に特に念入りに磨くようにする
就寝中は唾液が減り歯周病が進行しやすいので、寝る前にしっかりと歯磨きして下さい。
歯ブラシでは取りきれない歯の間の汚れは歯間ブラシやデンタルフロスを使うとすっきりと取れます。また、デンタルリンスの使用も細菌増殖を抑えるのに効果的です。
歯周病の悪化を防ぐ5つのセルフケア(歯磨き以外)
歯磨き以外にも、日々の生活や習慣で歯周病予防は行えます。
食生活に気をつける
不規則に食べない。歯垢のつきやすい甘い物、軟らかい物の過剰摂取に気をつけましょう。
特に夜寝る前に甘い物を食べたり飲んだりする習慣のある人は歯周病が進行しやすいことがわかっています。
喫煙をなるべく控えるか、できれば禁煙する
喫煙は歯周病の進行を急速に進めることがわかっています。
咬みしめ、食いしばりをやめる
咬みしめ、食いしばりがある場合は意識的にやめるようにし、就寝中の歯ぎしりがある場合は歯科 医院で歯をガードするマウスピースを作ってもらうとよいでしょう。
口呼吸の原因を治す
鼻炎などで口呼吸になっている場合は耳鼻咽喉科とも相談し原因解決に努めましょう。
歯科医院で定期的に歯石を除去してもらう
歯石はつくと自分では取れません。定期的に歯科医院に通って歯周病が悪化する前にこまめに歯石を取ってもらいましょう。
※一番大切なのはあくまでも歯磨きです。歯周病の原因となっている歯周病原菌が悪さをしないようになるべく歯垢をためないことが大事です。
ひかり歯科クリニック 枚方院 歯科衛生士 浦上 千春