「歯が急に痛くなり、歯科医院に行ったところ大きなむし歯があった」という経験をされたことがあるかもしれません。
歯が痛いときには眠ることすらできなくなります。
このような経験をしないためにも、いつも自分のお口の中をチェックすることは大切です。
今回は、むし歯ができる仕組みや、自宅で簡単にできるセルフチェックの仕方について解説していきます。
どうしてむし歯はできるのでしょうか?
私たちのお口の中には300~400種類もの細菌が常在しています。
その中に、“ミュータンス菌”というむし歯菌が存在します。
ミュータンス菌は、お口の中に入って来た食べ物や飲み物の中に含まれる糖質を分解します。
その時に“酸”が生成されます。
歯の表面はエナメル質と呼ばれる、体の中で最も硬い組織に覆われています。
このエナメル質は、pH5.5以下になると徐々に溶け始めていきます。
そのため、ミュータンス菌によって生成された酸にエナメル質がさらされ続けると歯は溶け始めて、最終的には穴が開きます。
これがむし歯のメカニズムです。
① 冷たいものがしみる
② 熱いものがしみる
③ 噛むと痛い歯がある
④ 舌で触れた時に穴が空いている歯がある
⑤ 間食をよくする
⑥ 歯並びが悪い
⑦ 毎食後歯を磨かない
⑧ 寝る前に歯を磨かない
⑨ デンタルフロスを使用していない
⑩ ここ1年歯科医院でのチェックを受けていない
これらの項目に引っかかる方は、むし歯の可能性があります。
当てはまったからといって、必ずしもむし歯があるわけではありませんが、早めに歯科医院で一度検査してもらいましょう。
虫歯は風邪と違い、自然治癒することは基本的にはありません。
そのため、毎日むし歯を予防することはとても大切です。
以下の点を心がけてください。
フッ素はむし歯予防に効果的なので、フッ素入りの歯磨き粉を使用しましょう。
歯と歯の間からむし歯はできやすいので、歯間部を清掃しましょう。
だらだらと食べ物を食べたり、甘い飲み物を飲むと歯が溶けやすくなります。
間食する場合は時間を決め、その後歯を磨きましょう。
むし歯はミュータンス菌が出す酸によって、歯が徐々に溶けることから始まります。
冷たいものや熱いもので歯がしみたり、間食が多い、最近歯科医院に通ってない方は、一度検査してもらいましょう。
そしてむし歯を予防するために、ご自宅でもフッ素を活用していきましょう。
枚方市の歯医者『ひかり歯科クリニック枚方院』では、急な歯の痛みや歯ぐきの腫れにも当日対応致します。
虫歯かな?と思ったら、早めに当院へご相談ください。
京阪枚方市駅からすぐ、平日土日も20時まで診療の当院にお気軽にご相談下さい。
急患、新患随時受付中!