舌がピリピリ、あるいはヒリヒリすると感じたことはありませんか?
鏡で舌を確認しても、原因が見当たらないため、どうして痛いかが分からず、悩まれたことがあるかもしれません。
もしかしたら、それは“舌痛症”かもしれません。
今回は舌痛症のセルフチェック方法について解説していきます。
舌痛症とはその名の通り、舌に痛みを感じる原因不明の痛みのことです。
「口腔内(こうくうない)灼熱(しゃくねつ)症候群(しょうこうぐん)」、「バーニングマウス症候群」とも呼ばれています。
臨床的に明らかな病気がないにもかかわらず、舌がピリピリ、ヒリヒリとした痛みを感じたり、ときにはカーッと熱くなるような症状を感じます。
この状態が1日に2時間以上、少なくても3ヶ月以上続いている場合を、舌痛症といいます。
舌を見ても特に炎症していたり、腫れていたり、潰瘍(かいよう)ができているわけではありません。
症状は、患者自身の感じる痛みのみなので、他の人から理解してもらうのが難しい疾患です。
朝起きてから寝るまで痛みがありますが、寝れないほど痛いわけではありません。
また、痛みには波があり、1日中強い痛みを感じるということは少ないです。
しかし、中には仕事が手につかなくなるほど痛みを感じ、医療機関を受診する方がおられます。
多くの場合、舌痛症はストレスなどの心理的要因が関係していると考えられています。
・舌や唇などのお口の中の粘膜が3ヶ月以上、ヒリヒリ、ピリピリとした痛みが続く
・あめなどを舐めると症状が和らぐ
・寝ている間は痛みを感じない
・お口の中が乾燥している
・1日の中でも痛みの時間が変わったり、痛い場所が変わったりする
以上の症状がある場合、舌痛症の可能性があります。
もちろん別の病気である可能性もありますので、一度歯科医院で検査してもらうことをオススメします。
舌痛症は、性格が真面目で、几帳面な女性に多く現れます。また、更年期の女性にも多く、12~18%の発症率という研究もあります。
舌痛症は、特に異常もないのに舌などの口腔内の粘膜に痛みを感じます。
粘膜に異常がないゆえに、他の人に理解されず余計悩んでしまう方が多いです。
痛みには波があるものの1日に2時間以上痛みを感じ、その状態が3ヶ月以上続いている場合、舌痛症の疑いがあります。
多くの場合、心理的な要因が関係しています。気になる方は一度歯科医師に相談しましょう。
ひかり歯科クリニック枚方院には口腔外科専門医が在籍しており、舌痛症の治療も可能です。
舌痛症にお悩みの方は当院までご相談ください。
ひかり歯科クリニック枚方院の口腔外科について
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