こんにちは。
枚方市の歯医者「ひかり歯科クリニック枚方院」で歯科口腔外科を担当する稲田です。
特に何も異常がないのに、舌に痛みを感じる、舌がピリピリ、ヒリヒリすると感じたことはありませんか?
それはもしかすると、“舌痛症(ぜっつうしょう)”かもしれません。
今回は、舌痛症の原因とその対処法について解説していきます。
舌痛症(ぜっつうしょう)の症状の特徴には、舌がチクチクと刺すような痛み、ヒリヒリと火傷のような痛みを感じる時があります。
舌に痛みや違和感を感じるのは起きている間だけで、就寝時には感じない、人と話している時や食事の時は感じないが、ふとした瞬間に感じるなど、症状の出方は人それぞれです。
実は、舌痛症の原因はいまだに不明です。
しかし、考えられる要因にはいくつかあります。
舌痛症の原因で最も関係があると考えられているのは、「ストレス」などの心理的要因です。
仕事や家事が忙しかったり、何かの強いストレスとなる出来事がある人に、発症しやすいと考えられています。
舌痛症を患っている患者さんは、うつ症状を伴っている患者様もいます。
舌痛症は閉経前後の女性が発症する割合が多く、ホルモン異常と関係があるとも言われています。
舌痛症は神経痛の一種であるとも考えられています。
脳の機能に不具合が生じ、舌に痛みを感じると言われています。
しかし、はっきりとした原因は分かっておらず、複合的な要因が重なって舌痛症になると考えられています。
ひかり歯科クリニック枚方院を運営する医療法人光惠会では、全国でも珍しく、舌痛症治療に力を入れている医療法人です。
理事長の島田歯科医師、歯科口腔外科専門医の稲田歯科医師が舌痛症の治療を担当しています。
全国からご相談を受付けできるよう、オンラインでも診療を受付けております。
舌痛症の治療には、多くの場合抗うつ剤が使用されます。
実際、1ヶ月ほど抗うつ剤を服用した方の70%に症状の改善が認められています。
痛みがぶり返したりしないように、半年ほど服用しますが、その後症状が現れなければ、徐々に薬を減らしていきます。
なるべくストレスをなくすよう心がけ、気分転換を行うことが大切です。
舌痛症は、味覚の異常を伴うことがあります。
亜鉛が足りなくなると、よりその症状が出やすいため、サプリメントなどで補いましょう。
睡眠と関係がありますが、ストレスを軽減させるには、十分な睡眠が不可欠です。
ゆっくりする時間や、睡眠時間をしっかりと取りましょう。
舌痛症は多くの場合、口腔乾燥の症状が出ます。
こまめに水分補給したり、唾液腺マッサージをして唾液の分泌量を増やしましょう。
舌痛症の直接的な原因は今だに不明ですが、ストレスやホルモン異常、また神経痛の一種と考えられています。医師とよく相談した上で薬を処方してもらったり、ご自身でもなるべくストレスをためないように意識しましょう。
ひかり歯科クリニック枚方院を運営する医療法人光恵会では「舌痛症」のオンライン診療を行っています。
オンライン診療をご希望の方は下記をご参照ください。
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