こんにちわ。
枚方市の歯医者「ひかり歯科クリニック枚方院」の歯科口腔外科専門医 稲田です。
今回は顎関節症(がくかんせつしょう)について解説します。
顎関節症は自覚症状がなくても、生活習慣でリスクが潜んでいる可能性があります。
初期の状態では音がする程度ですが、症状がひどくなると食べ物を噛むと痛い、肩こりや頭痛などを引き起こすこともあります。
顎関節症は生活習慣も関係しており、顎関節症になると治療が長引いてしまうので、生活習慣も含めてセルフチェック(自己診断)してみましょう。
1. 噛み合わせが変わったと感じる
2. あごを動かすと痛みがある
3. 口を開けるときや閉めるときに痛みがある
4. 口を大きく開けた時に上下の顎が曲がっている
5. 人差し指、中指、薬指の3本を縦に揃えて口に入れることが難しい
6. 耳の前やこめかみ、頬にも痛みを感じる
7. ステーキやするめなど硬いものを食べるとあごが痛い
8. 口を開けるとカックンという音がする
これらの症状に多く当てはまると、顎関節症のリスクが高くなります。
違和感を覚えたら早めに歯医者を受診して、あごの状態を確認しましょう。
偏った方でばかりかんでいると、あごに負担がかかってしまい顎関節症のリスクがあります。
就寝時など無意識に歯ぎしりをしているとかなり強い力があごにかかります。
歯ぎしりはマウスピースを装着することで改善する事が可能です。
ストレスがかかった時などに食いしばりをしているとあごに負担がかかります。
頬側から日常的に力がかかるとかみ合わせに影響が出て顎関節症にリスクが高くなります。
質の良い睡眠が取れないとストレスになり、食いしばりの原因になることがあります。
日常的に頬をかむことや、唇を咬むくせはかみ合わせのバランスを崩すことがあります。
かみ合わせが悪くなりと顎関節症になりやすくなるので、頬や唇をかむくせはやめましょう。
顎関節症を引き起こす生活習慣はできるだけ早めに改善しましょう。
顎関節症は、始めは大きな症状が出るわけではありませんがそのまま放置すると口を大きく開けることも困難になります。
そのため早めにセルフチェックをしてリスクがある時には歯科医院を受診して良くない生活習慣を改善しましょう。
枚方市の歯医者『ひかり歯科クリニック枚方院』では、顎関節症治療に力を入れています。
口腔外科の専門医が、検査・診断・治療までを一貫して担当します。
顎関節症の症状がありましたら、まずは当院にご相談下さい。
京阪枚方市駅からすぐ、平日土日も20時まで診療の当院にお気軽にご相談下さい。
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