妊娠中は、内分泌環境の変化、唾液の分泌低下、悪阻による歯磨きの行いにくさのため、歯周病が増悪します。 また、それらにより口腔内のpHが低下するため、虫歯が進行しやすくなります。 妊娠自体は、歯科治療に対して特に制約はありません …続きを読む
日本とアメリカの歯に関する意識の違い
2年前にアメリカの歯科医院で3年間働いていたことがあり その時に日本とアメリカの歯に対する意識の違いを痛感させられました。 日本でもようやく予防歯科という概念が広がりつつありますが、「歯医者は歯が悪くなってから行くところ」という考えの方がま …続きを読む
虫歯は治る?治らない?
歯医者さんで虫歯を治した経験がある方はかなりの割合になると思います。 日々診療をしていて口の中の歯にまったく治療痕がない大人の方に出会うのは非常に稀であります。 私自身の口の中にも虫歯を治療したつめものがたくさんあります。 & …続きを読む
虫歯でもないのに歯がしみる対処法
みなさんは「知覚過敏」って聞いたことがありますか? 虫歯でもないのに歯がしみるという症状の多くが知覚過敏です。 1.知覚過敏のメカニズム 歯はエナメル質という非常に固い素材に覆われており、その中に象牙質そして神経があります。 …続きを読む
唾液の役割
唾液はとっても働きもの 唾液は、1日に1~1.5リットルも分泌されるといわれています。 唾液には、お口の粘膜の保護などさまざまな働きがあり、お口や歯をはじめ、私たちのからだ全体を守っています。 主な働き お口の中のお掃除 虫歯 …続きを読む
よく耳にする言葉について
フッ化物 低濃度のフッ素イオンが歯の表面やエナメル質のハイドロキシアパタイト結晶の表面に吸着して、イオンコートとして被覆することで効果を発揮し、脱灰を抑制し再石灰化を促進すると考えられています。 フッ化物を口腔内に適用しても、フッ素イオン濃 …続きを読む
被せ物・詰め物の種類について
かぶせ物・つめ物は大きく分けて4種類あります。 1.プラスチック(レジン) 白い色ですが、経年劣化で変色し汚れがつきやすい材料です。 小さい虫歯をつめる治療には向いています。 2.銀歯 金属のため割れる事はないが …続きを読む
歯周病と全身疾患の関連性
歯周病はお口の中の病気だけだと思われがちですが、身体の中の様々な状態とも関連しているため、身体へも影響を及ぼします。 歯周病と関連があると言われている症状をいくつか紹介します。 1.糖尿病 糖尿病は血糖を下げるホルモン(インス …続きを読む
口臭について
口臭には、生理的口臭・病的口臭などがあります。 1.生理的口臭 生理的口臭は起床時や空腹時、月経時などに起こる口臭で誰にでもある口臭です。加齢やストレス、緊張などで唾液の分泌が低下すると 口腔内の自浄作用が働きにくくなり、口臭 …続きを読む